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2022.09.20
家づくりについて
「責任の所在が明確な発注」が結局コスパも効率も一番良い【中編】
こんにちは!上村工建の上村です。 家づくりをする上で「お得になる」と思って取った行動が、結果として逆に手間やコストを余計に増やすことになってしまった…ということはよくあります。 前回の記事では【よくあるアクシデントその1】として、ご自身でエアコンをネット注文されたものの、予定通りに物が届かなかったお施主様の事例をご紹介しました。 今回はその続編記事、【よくあるアクシデントその2】をご紹介します ■よくあるアクシデントその2「故障・不具合」 無事取り付けたエアコンがきちんと作動しない、というアクシデントもあります。 しかし、施工会社の管理外で手配された商品や取り付けに関しては、施工会社にはどうして差し上げることもできません。 こうしたケースの場合、エアコン本体に問題があるのか、それとも取り付けに問題があるのかなど、責任の所在がはっきりしないことも多く、問題解決までにかなりの時間や手間がかかることも珍しくありません。 ■施工会社で一括管理するのが結局は効率的でコスパも良い 問題が起こった時、その責任の所在が明確であるというのは、非常に重要なポイントです。 上記のようなトラブルが起こることを考えると、結局のところ設備等は施工会社に一括で任せてしまうほうが効率的で、結果としてコスパも良いことが多いのです。 ■次回はよくあるトラブル番外編 次回は「トラブルというほどではないものの、節約のつもりで自分で手配をしたら、残念な結果になってしまった」というケースを番外編としてご紹介します。 どうぞお楽しみに! >>【後編】に続く
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2022.09.15
家づくりについて
「責任の所在が明確な発注」が結局コスパも効率も一番良い【前編】
こんにちは!上村工建の上村です。 家づくりをする上で、 「余計なコストをなるべくカットしたい」 「できるだけ安くお得に家を建てたい」 と思うのはごく自然な感情ですよね。 しかしお得になると思って取った行動が、結果として逆に手間やコストを余計に増やすことになってしまった…ということはよくあります。 今回はエアコンを例に、そうしたトラブルやアクシデントをいくつかご紹介したいと思います。 ■よくあるアクシデントその1「物が届かない」 施工会社を通して発注するより自分でネット注文した方が安いから…と、ご自身でエアコンを手配されるお施主様が稀におられます。 無事に物が届けばそれで良いのですが、到着予定日になっても届かない、ということもあります。 家はすっかり完成している、引っ越しも完了している、なのにエアコンが届かない…。悲惨です。 気候の良い時期ならまだマシですが、真冬や真夏にエアコンが使えないというのは、かなり厳しいですよね。 しかし無事にエアコンが届き、取り付け工事が完了してもそれで安心とは限りません。 次回の後編では、取り付けたエアコンに故障や不具合があったケースについてご紹介します。 >>【中編】に続く
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2022.09.13
家づくりについて
今やマスト?!「家事室(ランドリースペース)」【後編】
こんにちは!上村工建の上村です。 前回、前々回の記事では、最近の家づくりは家事室(ランドリースペース)を設けるお宅が多いことや、人気のガス乾燥機「乾太くん」についてご紹介しました。 今回は家事室(ランドリースペース)づくりのコツや、「乾太くん」以外のおすすめ設備についてご紹介したいと思います。 ■快適な家事室(ランドリースペース)作りのコツ 洗濯物を干す家事室(ランドリースペース)は、光と風がある程度入る空間であることが必須です。 きちんと換気ができる環境でなければ洗濯物が乾きにくく、また室内にもカビなどが発生しやすくなってしまいます。 換気扇も可能であれば通常より少し容量が大きめのものを取り付けておくのが良いでしょう。 ■水捨て不要の除湿機能が付いた乾燥機「カライエ」 「乾太くんを設置するほどでもないけれど、洗濯物は効率よく乾かしたい」 「建物内部にカビやサビなどが発生しないよう除湿機能を強化したい」 という方には、水捨て不要の除湿機能が付いた乾燥機「カライエ」がお勧めです。 特にモルタルやコンクリートのお家は湿気がこもりやすいため「カライエ」などの除湿対策は大活躍しますよ! ■今後もお役立ち情報を随時発信予定 全3回に渡ってお届けした家事室(ランドリースペース)に関する記事、いかがでしたか? 今後も家づくりに関するお役立ち情報を随時発信予定です。ぜひ定期的にチェックしてみてくださいね。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2022.09.08
家づくりについて
今やマスト?!「家事室(ランドリースペース)」【中編】
こんにちは!上村工建の上村です。 前回の記事では、近年「家事室(ランドリースペース)」を希望されるお施主様が急増していることや、ランドリースペースに一押しの設備「ガス乾燥機・乾太くん」についてご紹介しました。 今回は「乾太くん」の設置にあたって、予め注意しておくべきポイントについてご紹介したいと思います。 ■「設備は何でも後付けできる」という認識は大間違い 家づくりに関するよくある誤解のひとつに、「設備はなんでも後付できる」というものがあります。 しかし、実はこれは大きな間違い。 事前にしっかりと配管計画を立てておかなければ、導入できない設備もたくさんあります。 「ガス乾燥機・乾太くん」も、排気をしなければならないので、基本的に外壁の近くでなければ設置できません。「乾太くん」を導入するなら、それを踏まえた上でランドリースペースの配置を考える必要があります。 外壁から離れた位置にランドリースペースを設けると、後から「やっぱり乾太くんを付けたい!」と思っても、場合によっては実現が難しかったり大幅なプラン変更が必要になったりすることもあります。 プランニングの段階で、しっかりと希望を洗い出し、建築家やスタッフとしっかりと相談しましょう。 >>後編へ続く
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2022.09.06
家づくりについて
今やマスト?!「家事室(ランドリースペース)」【前編】
こんにちは!上村工建の上村です。 突然ですが、みなさまのご家庭では洗濯物はどのようにされていますか? 昔は、洗濯物はベランダに干すのが普通でした。重い洗濯物をベランダまで運んで、真夏の暑い中、真冬の寒い中、洗濯物を干したり取り込んだりするのは、実は結構な重労働です。 しかし今はアレルギー対策や防犯対策、近隣からの匂いや虫が付くのを避けるなど、さまざまな目的から「洗濯物を外に干さない前提の家づくり」をされる方が増えていますよね。 そんな背景もあるのか、近年は家事室(ランドリースペース)を作りたいと希望されるお施主様が多くなりました。 そこで今回から3回に渡り、前・中・後編にて、家事室(ランドリースペース)のおすすめ設備や予め知っておくべき注意点などについてご紹介したいと思います。 ■家事室(ランドリースペース)の主役は「乾太くん」? 家事室(ランドリースペース)があれば、洗濯機から出した洗濯物をその場で乾かしたり畳んだりアイロンがけしたりすることができるので、とても効率的です。 そして洗濯物を乾かす設備として特に人気なのが、ガス乾燥機の「乾太くん」です。 「乾太くん」の口コミをネットなどで見てみると、 ・仕上がりがふわふわ ・設置してよかった ・毎日の必需品 ・やはりパワーが違う。電気乾燥機の1/3の時間で仕上がる。 ・もはやホームランドリーの域を超えている と大好評。 実際に弊社で家づくりをされて「乾太くん」を使っておられるお施主様の間でも、評判はすこぶる良好です。 しかし「乾太くん」の設置に関しては、実はあらかじめ押さえておくべきいくつかのポイントがあります。 次回はそれについて詳しくご紹介しますね。 >>中編へ続く
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2022.08.30
家づくりについて
トイレの話
こんにちは! 上村工建の上村です。 家を建てた時に設置したトイレを「ずっと使えるもの」と思っている方が多いのですが、実はそれは間違いです。 トイレは家電の一種。十数年で買い替えが必要です。 「少しぐらい不具合が出ても、修理すればもっと長い期間使えるんじゃないの?」 と思われるかもしれませんが、メーカーが保存している修理の部品も、10年〜12年で無くなってしまいます。 修理のための部品がなくなれば、結局買いかえるしかないんですよね…。 ■最新式のトイレあれこれ さまざまな家電が進化し続けるように、トイレにも、これまでになかった新たな機能を搭載したものが色々と登場しています。 最近だとトイレが泡で掃除をしてくれるものや、同タイプの浴室もあります。 掃除は、あらゆる家事の中でも特に面倒で、場合によってはストレスになるタスクです。 週一回15分程度の掃除でも、年にすれば12時間。10年なら120時間トイレ掃除に時間を使っているという計算になります。 その時間を大幅にカットすることができると考えれば、導入を検討する価値はあるかもしれません。 トイレが使用されたことを、離れたところに暮らしている相手に自動で通知してくれる「生存確認」ができるトイレなどもあります。 一人暮らしの高齢者の自宅などに設置すると安心ですね。 この記事が、皆さまの家づくりやトイレを買い替える際のご参考になれば幸いです。今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2022.08.25
家づくりについて
家づくりもサステナブルな時代【後編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回も前回に引き続き「サステナブルな家づくり」に関する話題をお届けしていきたいと思います。 ■冷暖房、使う時も使わない時も パッシブデザイン住宅について考えるとき、冷暖房効率は欠かせない要素のひとつです。 三重県もエリアによっては暑さ寒さが厳しいため、冷暖房効率にはこだわる方が多く、外貼り断熱をしている住宅もたくさんあります。 (断熱材は大抵内側に入れる内断熱が多いのです。 外貼り断熱は内側と外側、両方に断熱材を入れる施工です。) しっかりと断熱して冷暖房効率を上げることも重要ですが、その一方で、季節によっては冷暖房を入れなくても快適に暮らせるよう、土地の特性に合わせた家づくりをすることも重要です。 ■その南側の大きな窓、本当に必要? 例えば一般的なハウスメーカーなら、「南側に大きな窓をつけて採光する」というのがセオリーですが、実際のところ家は「明るければ良い」というものではありません。 光が強すぎれば当然暑いですし、家財も日に焼けて傷みやすく、食品も腐りやすくなります。 冷房も暖房も余計に必要になりますよね。 全然サステナブルではありません。 一方、建築家がお施主様のためだけに設計する家は、単純に「南側だから大きな窓を付けよう」なんてことはまずありません。 お施主様にとって丁度良い光を取り込むために、そして最大限風通しを良くするために、どこに窓をつけるのか? どんな形の家にするのか? どんな間取りにするのか? それを土地の特性も鑑みながら、イチから設計してくれるのが建築家住宅です。 「自然環境を生かす設計」と一言で言っても、環境は土地によってそれぞれ異なります。 決まった規格の中でセオリー通りに家を建てるのではなく、お施主様が選んだ土地の特性とライフスタイルに合わせてイチから設計する建築家住宅こそ、究極のパッシブデザインと言えるのかもしれません。
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2022.08.23
家づくりについて
家づくりもサステナブルな時代【中編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回も前回に引き続き、サステナブルな家づくりに関する話題をお届けしたいと思います。 ■砕石はゴミ?! 中古品?! サステナブルな家づくりというのは、長く住める住宅を建てればそれでOK、というわけではありません。 何事にも始まりがあれば必ず終わりがあるように、家もいずれは取り壊す日がきます。 その時、再利用可能な材質を使うこともサステナブルな家づくりの一環です。 実際、私たちの身の回りにもリサイクルで循環しているものはたくさんありますよね。 ペットボトルにアルミ缶、スチール缶、プラスチック製容器、紙…数え上げればキリがないほどです。 しかし建築資材としてのリサイクル品は、一般の方にはまだまだ身近なものではないのかもしれません。 砕石などを使うと「ゴミを入れる気か」「中古品を使う気か」とお怒りになる方が、まだ一定数おられます。 砕石はゴミでも中古品でもありません。長期的に見て地球環境に負担をかけないために必要なリサイクル品です。 ちなみに国もリサイクル砕石を使用することを推進しています。 この記事をきっかけに、少しでもリサイクル砕石に関する正しい知識が広まれば幸いです。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2022.08.18
家づくりについて
家づくりもサステナブルな時代【前編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 近年、サステナブル(持続可能)という言葉がかなり普及してきました。 住宅業界も、数年前から「スクラップ&ビルド(建てては壊す)方式」から、子や孫の代まで長年使えるような「ストック方式」、つまりサステナブルな家づくりへと転換しつつあります。 お施主様の立場から見ても、環境面から見ても、これはとても良いことですよね。 ただ考えてみると、建築家と共に建てる注文住宅を長年取り扱ってきた弊社では、昔から家づくりは常に長期的な視点で行ってきました。 ■「サステナブル」「パッシブデザイン」、流行り出す、ずっと前からやっていたかも 自然環境を生かした家づくり、いわゆるパッシブデザインの事例も弊社では昔からありました。 例えば、買った土地に木を植えて、その木が育って林になったら家を建てる…というお施主様。 水害の歴史がある土地に、地域の人が植樹をしたことで木に囲まれた隠れ家的な敷地が出来上がり、そこに家を建てたお施主様。 木に囲まれた敷地は「接道も使うのは自分達くらい」というような、かなりプライバシーが確保された立地になります。 豊かな自然の中で、人目を気にせずのんびりと暮らせる家は、やはり憧れる方が多いようです。 >>後編へ続く
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2022.08.16
家づくりについて
「お邪魔します」という謙虚な気持ちが大事
こんにちは! 上村工建の上村です。 前回、前々回の記事では、さまざまな土地で困難な条件を克服しながら家づくりを進めたエピソードをご紹介しました。 接道がないから家を建てられないと言われた事例や、土地が狭くて工事車両を停められなかった事例。 それらを解決した共通のキーワードは「ご近所との良好な関係」です。 ご近所との関係が良好だったからこそ接道のための土地を借りたり、工事車両を停めるための土地を借りたりすることができ、家づくりを進めることができました。 しかしその一方で、ご両親の土地に家を建てようとしたけれど、ご近所との関係が悪く、工事が始まった途端にアレコレと嫌がらせを受けてしまい、結局、その土地での家づくりを諦められた方もいます。 「隣の住人の名前も知らない」ということも珍しくない現代社会ですが、地域のコミュニティがしっかりと確立されているところも、まだまだたくさんあります。 そういう場所に家を建てるときは、自分自身が新参者であると自覚して「お邪魔します。 教えてください」という謙虚な姿勢と周囲に溶け込む努力が必要不可欠。 最近では少なくなりましたが、土地によっては、これから家を建てるお施主様と周辺住民の方々との協議会が開かれることなどもあるんですよ。 面倒かもしれませんが逆の立場で考えてみると、わかりやすいかもしれません。 ずっと空き地だった自分の家の隣に、突然家が建ち、見知らぬ人たちが引っ越してくる。 何をしている人なのか、どんな人なのか、どんな家族構成なのか…、やはり気になりますよね。 とはいえ、合わない人も、もちろん中にはいるでしょう。 ですが、自分の子や孫の代も、その土地に住んでいるかも?と考えれば、やはりご近所とはなるべく良好な関係を築いておくのがオススメです。
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