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2021.01.12
建築家インタビュー
建築家インタビュー「服部信康先生 編」2
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、建築家・服部信康先生のインタビュー第二弾をお届けします。 みなさまは、「建築家に家を設計してもらう」と聞くと、どんなイメージを持たれますか? 気難しい芸術家肌で、客の言うことなどロクに耳を貸さず、自分の建てたい建物を設計する……、そんなイメージをお持ちの方も、多いのではないでしょうか? しかし弊社の事例では、そうしたことは全くないんですよ。 今回は服部先生に、お客さまの要望をヒアリングする際、どんな事を大切にしているか、といったことについてお話を伺いました。 ■大切なのは、目的に沿った家づくり ───顧客の要望に、先生がダメ出しするようなことって、ありますか? せっかく家を建てるのですから「お客さまがどんな暮らし方をしたいのか?」「それを実現するために、どんな家を建てればいいのか?」ということは、かなりしっかりと考えます。 その中で、お客さまから出た要望が、お客さまの望む暮らし方に沿っているか、ブレていないか、そのあたりはキチンと確認しますね。 もしブレていても、これだけは実現したい、という希望もあるかもしれないので、そこもキチンとお話を聞きます。 大切なのは、お客さまがどんな暮らし方をしたいか、その目的に沿った家はどんな家か。そこに尽きると思います。 ■次回は服部先生からのアドバイス! 服部信康先生の建築家インタビュー第二弾、いかがでしたか? 次回は、「これから家を建てよう」と思っている人に向けて、服部先生からのアドバイスです! どうぞお楽しみに!
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2021.01.07
建築家インタビュー
建築家インタビュー「服部信康先生 編」1
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回からまた4回にわたって、大好評「建築家インタビュー」をお届けします。 建築家との家づくりの疑問、不安を解消し、その魅力を余すところなくお伝えしていく、この建築家インタビューシリーズ。今年もしっかりと継続していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 今回ご登場いただく先生は、服部信康建築設計事務所の服部信康先生です。 ■家にも多様性が必要な時代 ───先生の設計の特徴や、建築家として大切にしていることについて教えてください。 和風のイメージを持たれがちですが、個人的には、そこにこだわっているわけではありません。私が重視しているのは「そこに暮らす人に、いかに快適な住み方を提案できるか?」です。 例えば、車椅子で生活している方や目が見えない方は、自分の足で歩ける人や目が見える人とは、家に対して求めるものも変わってきますよね。 家も暮らし方も、その家族が幸せであることが一番。家族に合わせた多様性が必要です。 その人らしい家ができれば、その人らしい暮らしができる。だから私は、「自分らしい家を建ててもらう」ということを一番大事にしています。 ■次回も引き続き服部先生のインタビューをお届け予定です 服部信康先生の建築家インタビュー第一弾、いかがでしたか? 次回も引き続き、服部先生のインタビューをお届けする予定です。 どうぞお楽しみに!
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2021.01.05
家づくりについて
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。 みなさまはこの年末年始、いかがお過ごしでしょうか? 昨年中は、当アカウントに沢山のコメント、いいね、フォロー等を頂き、誠にありがとうございました! みなさまからの温かなご反響のおかげで、SNSという新たな試みにも楽しく取り組むことができました。 SNSという新しいチャンネルで、みなさまとの繋がりを持つことができたのは、弊社にとって大きな喜びです。 2020年に発生した新型コロナウイルスの蔓延により、私たちの生活は大きく変わりました。 試練の日々はまだしばらく続くと予想されますが、それでも、弊社はスタッフ一丸となって前に進んで行こうと考えております。 お客さまと直接お会いできる機会は、残念ながら減ってしまっています。しかし、なかなかお会いすることができない分、お会いできる時間がより大切になりました。 今後もお客さまとのつながりを大切に、しっかりと有用な情報を発信していきたいと思います。 本年も、どうぞ上村工建をよろしくお願い申し上げます。
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2020.12.29
家づくりについて
年末のご挨拶
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、とうとう今年最後の投稿となりますので、この場を借りて、年末のご挨拶をさせて頂きたいと思います。 ■新たな取り組みも、皆さまの支えあってこそ 2020年は、多くの試練があった年でした。未知の病気の蔓延、まさかのオリンピックの延期、外出自粛要請…。 しかしそんな中でも、弊社ではSNSでの情報発信という新たな取り組みを始め、それに対して多くのお客さまからご支持を賜ることができました。これは弊社にとって、大きな一歩だったと実感しております。 すべては、支えてくださる皆さまあってこそのもの。日々感謝です。 今後も、本来の業務である家づくりに邁進することはもちろんのこと、建築家との家づくりの魅力をしっかりお伝えできるよう、さまざまな情報発信にも努めて参ります。 来年春には、ホームページも新たにリニューアルオープン予定です。こちらも、ぜひご期待頂ければと思います。 年末、何かとご多忙とは存じますが、 皆さまお体にお気をつけて、良き新年をお迎えくださいませ。 来年もどうぞ上村工建をよろしくお願い申し上げます。
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2020.12.26
お知らせ
年末年始休業に関するご案内
誠に勝手ながら、下記の期間は年末年始休業とさせていただきます。 2020/12/28(月)~ 2021/1/6(水) ※ 2021年1月7日(木)からは、通常どおり営業いたします。 皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承の程よろしくお願い申し上げます。
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2020.12.24
家づくりについて
家づくりのフロー5「間取り決定への道〜家族間で意見が割れたら?〜」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、家づくりのフロー「間取り決定への道」をお届けします。 テーマは「家づくりの過程において、家族間で意見が割れたら?」というお話。 実は家づくりの過程で、ご主人・奥様・お子さまの間で意見が割れてしまうことは、珍しくありません。 時には喧嘩に発展してしまうことも……。 そんな時、どうすればいいのか? 上村工建ではどのように対応しているのか? ということについて、ご紹介していきたいと思います。 ■「喧嘩できるなら、まだマシ」という考え方も 楽しいはずの家作りの最中に、家族間で意見が分かれてしまい、喧嘩になったりギクシャクしたりしてしまうのは、残念なことですよね。 しかし中には、自分の要望をうまく表現できず、喧嘩にさえならないという場合もあります。 そう考えると、まだ喧嘩になるだけマシ、と言えるのかもしれません。 家族間で意見が割れた時や、ご家族の中にうまく要望を表現できない方がいらっしゃる気配を感じた時、私たち上村工建は、ご家族それぞれからお話を伺います。 その場で言えなくても、個別に伺うことで本音を話してくださる方もいますし、身内だけだと感情的になってしまい、上手くいかない話し合いが、第三者を交えることでスムーズに進むこともあります。 険悪だったムードがお菓子タイムを少し挟むことで、すっかり落ち着いてしまうことも珍しくないんですよ。 私たち上村工建は、技術面からも精神面からも、お客さまの夢を実現する家づくりを、全力でサポートしていきます! まずは「新しい家でどんな暮らしがしたいのか」を、ざっくばらんに私たちに聞かせてくださいね。 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)
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2020.12.22
家づくりについて
施工事例「亀山の家」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は、弊社の施工事例「亀山の家」をご紹介します。 この「亀山の家」の設計を手がけられたのは、前回までの建築家インタビューでご登場頂いていた長尾健先生です。 ■ 家族を円満にしてくれる二世帯住宅 「亀山の家」は、お母様が暮らす家に息子さんご夫婦が移り住むことになった、二世帯住宅でした。 最初、お母様は「自分の部屋は狭くていいよ」と仰っていたのですが、長尾先生は、あえてお母様のお部屋を広々と作り、庭仕事が好きなお母様のために、庭にもすぐに出られる間取りを提案されました。 結果的に、先生のこのご提案が功を奏し、家族みんなが機嫌よく、仲良く暮らせる家へと仕上がりました。 ■現代的な素材を使いながらも歴史ある街並みに溶け込む佇まい この「亀山の家」が建っているのは、 旧東海道に面した亀山宿。昔ながらの日本家屋が並ぶ、歴史ある街並みです。 「亀山の家」は現代的な素材を使いつつも、色合いやプロポーションを工夫することで、この歴史ある街並みに溶け込む家づくりに成功しています。 家づくりにおいて、地域性もとても大切にされる長尾先生らしい設計ですね。 ■今後も施工事例を随時ご紹介予定 上村工建の施工事例「亀山の家」、いかがでしたか? 今後もSNSなどを通して、弊社の施工事例を随時ご紹介していく予定です。どうぞお楽しみに! 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(^-^)
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2020.12.17
建築家インタビュー
建築家インタビュー「長尾健先生編4」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は建築家・長尾健先生のインタビュー最終回! 先生のプライベートな素顔の部分に迫ります。 ■六甲山のツアーガイドは、建築家が建築をせずに社会に貢献できる良い趣味 ───休日はどんなことをして過ごされているんですか? 新型コロナウイルスが流行する前は、休日も仕事をしていました。仕事が趣味か、趣味が仕事か、みたいなところがあるので(笑) でも今は、日曜日に打ち合わせが入ることも減り、自宅の中庭の手入れや、掃除などをしています。 ───ご趣味などはあるんですか? 秋には毎年、六甲山のツアーガイドをしています。 六甲山には有名な近代建築がいくつかあり、ミニハイキングを兼ねて、そうした建物の見学を行うツアーのガイドです。初心者からマニアまで、毎年100人前後の方が参加されるんですよ。 ガイドは六甲山の観光事業者団体さんからの依頼で行っています。もう今年で四年目になりますね。 面白いですよ。 どれも有名な建築物ですから、ネットで調べれば情報はたくさん出てきます。しかし、こういうツアーに参加する方が期待されているのは、建築のプロから見たその建物の面白さや解説です。 自分が設計していない建物の解説をするのは、自分自身の勉強にもなりますし、財産にもなると思っています。 山を歩きながら季節の移ろいを感じるのも心地良いですしね。 自然を満喫しつつ、建築せずに建築家として社会に貢献できる、良い趣味だと我ながら思います(笑) ■次回は長尾先生が手掛けられた家を施工事例としてご紹介 4回に渡ってお届けした建築家・長尾健先生のインタビュー、いかがでしたか? 次回は、長尾先生が設計を手掛けられたお宅を、施工事例としてご紹介予定です。 どうぞお楽しみに!
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2020.12.15
建築家インタビュー
建築家インタビュー「長尾健先生編3」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は建築家・長尾先生のインタビュー第3弾! 「これから家を買おう」と思っている人に向けて、建築家の立場から、長尾先生にアドバイスを頂きました。 ■「その家でどんな暮らしをしたいか」を余すところなく建築家に伝えて 今はインターネットを見れば、沢山の情報が手に入ります。しかしそれらは、正しい知識を持っていようが持っていまいが、誰でも発信できる玉石混合の情報です。 そうした情報をあれこれ真に受けて、ご自身で右往左往するより、建築家に全て委ねてしまったほうが、結果的に良い家づくりができる、という点はお伝えしておきたいですね。 時々、いろんなことをご自身で調べた上で「こんな間取りにしたい」「部屋数はこれだけ欲しい」といったリストなどを作ってこられるお客さまがいます。 しかし実際のところ、間取りや部屋数などは「今はこういう生活をしている。家を建てたらこんな暮らしがしたい」といった要望を建築家に伝えていただければ、それに応じて建築家がベストなものをご提案します。 漠然としていても構わないんです。「そこでどんな暮らしがしたいのか」、それを余すところなく私たち建築家に伝えてください。 ■次回も長尾先生のインタビューをお届け予定です 建築家・長尾先生のインタビュー第3弾、いかがでしたか? 次回はとうとう最終回! 長尾先生のプライベートな素顔の部分に迫ります。どうぞお楽しみに!
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2020.12.10
建築家インタビュー
建築家インタビュー「長尾健先生編2」
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回は建築家・長尾健先生のインタビュー第二弾です。 今回は、長尾先生の建築家としてのこだわり、考え方などについてお話を伺いました。 ■建物のスタイルに一貫性は必要ない ───長尾先生が建築家として大切にしていることは何ですか? 建築家の中には自身のスタイルをハッキリと決めている人もいますが、私は建物のスタイルに一貫性は必要ないと思っています。 お客さまの考え方、地域性、全てひっくるめて、その都度イチから考えるのが私のやり方です。 一番重要なのは、お客さまの生活を、その空間にどう反映するか。「この敷地に対して、どういう空間を作るのが最も住みやすいか?」というのがスタート地点です。 そこに建築家の自己主張はいりません。 ───住宅における地域性というのは? 家は個人のものですが、必ず町の人の目にも入ります。すると、どうしても公共性が発生します。 「誰が見ても良い」という家を作るのは難しいですが、一般的に見て「周りから浮いている」「変な建物が建ってる」と思われてしまうのは、あまり幸せなこととは言えません。 そう考えると、町並みに調和するという点も、家づくりにおいては大切なポイントです。 ■次回も長尾先生のインタビューをお届けします 建築家・長尾先生のインタビュー第2弾、いかがでしたか? 次回は長尾先生から、これから家を買おうと思っている人に向けてのアドバイス! どうぞお楽しみに(^-^)
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