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2022.03.31
家づくりについて
夜見ても美しい上村工建の家「桑名市 H邸」
こんにちは! 上村工建の上村です。 大好評を頂いております「夜見ても美しい上村工建の家」シリーズ、今回ご紹介するのは「桑名市 H邸」。こちらは、以前インスタライブや建築家インタビューでもご登場いただいた建築家・服部信康先生が設計を手がけられた住宅です。 ■他にはない絶妙な色の外壁 印象的な紺色の外壁は、この建物の大きな特徴のひとつです。 お施主様のお好みを踏まえた上で服部先生が提案し、艶のパーセンテージまで細かく指定して仕上げた、他にはない色味がとても印象的です。 ■照明計画は建築家による提案 家の中の雰囲気を大きく左右する照明計画を一緒に考えてもらえるという点も、建築家住宅の大きな魅力です。 こちらのH邸の照明も、お施主様のライフスタイルに合わせて服部先生から提案されました。 通常「照明器具は一部屋にひとつ」と思いがちですが、H邸のリビングにはさまざまな箇所にさまざまな大きさ、形の照明が配置され、住む人の生活を美しく照らしています。 ちなみに服部先生は、ご自身で照明をデザインされることもあるんですよ。 ■今後も随時、美しい建築家住宅をご紹介予定 「桑名市 H邸」いかがでしたか? 今後も美しい建築家住宅を随時ご紹介予定です。ぜひチェックしてみてくださいね。
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2022.03.29
家づくりについて
マイホームの照明計画【後編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 前回の記事では照明がその空間の雰囲気を大きく左右すること、そして建築家との家づくりにおける照明計画についてご紹介しました。 今回は、照明に関する豆知識をご紹介してみたいと思います。 ■人感センサー付き照明を設置するのにおすすめの場所 自分でスイッチをオン・オフしなくても人が近づいたのを察知して自動的に点灯し、一定時間で切れる人感センサー付きの照明は、とても便利ですよね。 玄関に入ってすぐの廊下や、納戸、階段の踊り場などは人感センサーライトが重宝します。小さいお子さまやご年配の方がおられるご家庭では、特にそのメリットを感じられるシーンが多いのではないでしょうか。 一方で、トイレに人感センサーの照明を入れるのは、実はあまりおすすめではありません。 人感センサーライトは3分ほどで自動的に消灯してしまうので、まだトイレに入っているのに急に真っ暗になってしまう…ということがあります。トイレ使用中に急に真っ暗になったらかなりびっくりしてしまいますよね(笑) ■実用面を考慮したセレクトも大切に 照明に関する豆知識、いかがでしたか? 照明選びの際は、その空間にマッチしているかどうか、その空間をより素敵に演出できるかどうかも大切ですが、ライフスタイルにマッチしているかどうかも大切です。 美しさと実用面、両方を考慮してセレクトしてみてくださいね。今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2022.03.24
家づくりについて
マイホームの照明計画【前編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 インテリアコーディネートにおいて、照明はかなり重要な要素のひとつですよね。 どんな照明器具を入れるのか、どの位置からどんな強さで照らすのか、ライトの色は「電球色」なのか「昼白色」なのか「昼光色」なのか。 これらによって、部屋の雰囲気はかなり変わります。では建築家住宅の場合、照明計画はどのように行われるのでしょうか? ■照明計画は設計の一部 建築家との家づくりでは、建築家の先生が照明計画を設計の一部として予算に応じて細かく提案してくれます。 照明だけでなく、コンセントの位置やスイッチのプレートまでプロデュースしてくれます。 また、照明はお施主様のこだわりが出やすい部分でもあります。 過去の記事でもご紹介したことがありますが、弊社でも住宅購入の前にミナペルホネンの照明を購入されていたお客さまから「この照明に合うリビングを作って欲しい」というご依頼を受けたことがありました。 お気に入りの照明がひとつあるのと無いのでは、空間の印象が全く異なります。こだわる価値が十分にある部分だと言えるでしょう。 ■次回は照明に関する豆知識をお届けします 建築家と共に建てる家の照明計画に関する話題、いかがでしたか? 次回は照明に関するちょっとした豆知識をご紹介予定です。ぜひチェックしてみてくださいね。
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2022.03.22
家づくりについて
マイホームのカーテン計画【後編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回も引き続きカーテンに関する話題をお届けします。 ■同じサイズのカーテンでも作りによって価格は全然別物に 一言で横開きのカーテンといっても、実は作りによって使われる布の量や見た目の印象が大きく異なります。 例えば、一般的な市販のカーテンはヒダが二つ山になっていて、布の量は窓の幅に対して1.5倍です。それに対してオーダーメイドのカーテンは多くがヒダが三つ山になっていて布の量は窓の幅に対して2倍です。 もちろん布の量が多い分だけ寒さ対策にもなりますし、見た目もかなり優雅で、奥行きのある印象になります。 ■カーテンの美しさを引き出すためにはドレープラインだけでなく裾の処理も重要 カーテンの裾の処理にも、さまざまな方法があります。 最も一般的なのは三つ折りです。市販のカーテンで最もよく見られるのはこの処理です。 他にも、フリンジをあしらったものや、紐状の重りを巻き込んで縫い合わせるロック加工のものがあります。ロック加工に関してはウーリーロックやウェイトロックなどメーカーによって名称が異なります。 裾をロック加工されたカーテンは、普通の三つ折りで処理されたものより割高にはなりますが、裾全体に均一に重さを加えることで、よりスッキリとした美しいドレープラインを出すことができます。 ただし、重りのついたロック加工のカーテンは、ワンちゃんやネコちゃんの格好の遊び道具になってしまうことがありますのでご注意を。 実際弊社でも、奥様が奮発して選んだ一窓15万円のロック加工のカーテンが、その家のワンちゃんに遊ばれてボロボロになってしまった…という事例があります^^;
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2022.03.17
家づくりについて
マイホームのカーテン計画【中編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 今回も引き続きカーテンに関する話題をお届けします。 ■カーテンに掛かるコスト 一昔前、カーテンに掛かる費用は40坪の家で約120万円と言われていました。今は40万円くらいと言われていますが、実際はもっと掛かっていることが多いように思います。 窓の多さにもよりますが、約100万円くらいの予算を考えておいて、お釣りがきたらラッキー、くらいに思っておくのが良いかもしれません。 ちなみに【前編】でご紹介した「液体カーテン」も、実装するには数十万円のコストが必要です。その代わりカーテンをしなくても部屋やインテリアが日に焼けることがなく、家族が紫外線に晒される心配もありません。 カーテンのメンテナンスに費やす時間も手間も省けますので、そこに価値を感じる方ならコストを掛けるだけのメリットがあるのではないでしょうか。 ■カーテンはパーツが多い分、コストが掛かる 「せっかくのマイホームなのだから、妥協なく美しいカーテンを整えたい」という方もいらっしゃれば「カーテンに強いこだわりはない。なるべくコストを抑えて自分で用意したい」という方もいらっしゃると思います。 しかし、いずれにせよ新居のカーテンに掛かる費用は小さなものではありませんので、予め予算の中にしっかりと組み込んでおくことが大切です。 ちなみにカーテンを取り付けるには、カーテン本体だけでなくカーテンレールをはじめとしたその他もろもろの沢山のパーツが必要です。そのためロールスクリーンやブラインドなどと比較すると、コストはどうしてもカーテンのほうが高くなってしまいます。 コスト重視の方は、ロールスクリーンやブラインドという選択肢もおすすめです。 >>【後編】へ続く
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2022.03.15
家づくりについて
マイホームのカーテン計画【前編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 カーテンはその部屋の印象や雰囲気を大きく左右する重要なインテリアのひとつです。マイホームを建てるにあたって、こだわりのカーテンを選ぼうと思っておられる方も多いのではないでしょうか? 今回はそんなカーテン選びに関する話題です。 弊社では、カーテンはオーダーメイドで作られるお客さまがほとんどです。建築家の先生がカーテンに関するアドバイスをしてくれるケースもあります。 ■カーテン計画は多種多様 そもそも「どんなカーテンをつけるか」の前に、 ・カーテンをつけるのかつけないのか ・雨戸を付けるのか付けないのか、付けるなら毎晩閉めるのか閉めないのか ・近隣からの視線が気になるロケーションか、そうでないか ・普段は窓を開けて過ごすことが多いか、閉めて過ごすことが多いか など、設計の段階でさまざまなヒアリング・打ち合わせがあります。 これらの内容に応じて、どんな窓ガラスを入れるか、どんなカーテンが適切か、などを考えていくわけですね。 例えば「明るさを重視したいからカーテンはつけない。でも紫外線は防ぎたい」という場合は、UVカットガラスを使ったり液体カーテンと呼ばれる塗料を窓ガラスに塗るという方法があります。こうした加工をすることで紫外線カット効果を得ることが出来ます。 「窓を頻繁に開け閉めする方なら、ロールカーテンは面倒なので横開きの普通のカーテンの方がおすすめ」だとか、「カーテンの柄をしっかり見せたい場合は通常の山形のカーテンよりフラットカーテンの方がおすすす」など、お施主様のお好みやライフスタイルに応じてカーテン計画は実に多種多様です。 >>【中編】へ続く
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2022.03.10
家づくりについて
オーダーメイドの家づくりは時間が掛かる【後編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 前回の記事では、建築家住宅の見積もりが出るまでの流れについてご紹介しました。 今回も引き続き、建築家住宅ならではの家づくりの進め方、そのメリット・デメリットについてご紹介していきたいと思います。 ■建物に土地を合わせるか、土地に合った建物をつくるか 一般的なハウスメーカーの場合、四角く平らに整地された土地で家づくりをすることが多いため、1㎡○万円といったシンプルな見積もりをすることが可能です。そのため見積もりがお客さまのお手元に届くのもスピーディー。 一方、弊社の場合は目に見える基礎の部分が40cmほどしかなくても、地中に150cmの基礎を掘っている…というような複雑な設計をすることもあり、そうなると計算はかなり複雑。見積もりにも時間がかかります。 しかし逆に建築家住宅では「この形状の土地には、弊社の家は建てられません」などということはあまりありません。 たとえ、先祖代々受け継いできた大切な土地がちょっと特殊な変形地だったり傾斜地だったとしても、その土地に合った設計をイチから行うことが出来ます。 規格化された家づくりは効率的ですが、反面、規格に合わないご要望には弱いもの。でも、建築家との家づくりはその逆です。 設計図などの使い回しをしておらず、すべてイチからの作業になるため時間は掛かりますが、完全オリジナルだからこそ、お施主様のご要望や土地に合わせた設計をすることができるのです。 ちなみに建築家との家づくりに必要な期間は、混み具合にもよりますが1年半以上見ていただく必要があります。 予めご了承頂けましたら幸いです。
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2022.03.08
家づくりについて
オーダーメイドの家づくりは時間が掛かる【前編】
こんにちは! 上村工建の上村です。 お客さまからお見積り依頼をいただくと、たまに 「どうしてそんなに時間が掛かるの?」 「よそのハウスメーカーは2~3日で見積もりが出てくるのに、御社は1週間経っても2週間経っても出てこない! どういうこと?」と、お叱りをいただくことがあります。 もちろん放置しているわけでも、忘れているわけでもございません。 弊社の見積もりに時間が掛かる理由はひとえに、すべてがそのお客さまだけのために設計されたオーダーメイドの家だから、です。 ■オーダーメイドの家づくりには時間が掛かる 建築家との家づくりの場合、見積もりが出るまでに3週間以上かかります。 では、見積もりが完成するまでの実際の流れを見てみましょう。 【1】 建築家の先生による図面が完成。 【2】 図面について弊社と建築家との間で質疑応答が行われ、図面が確定。 設計事務所によって、構造や断熱の方法が全く違うことも珍しくありませんので、弊社と設計事務所の間で図面を共有するだけでも、それなりの時間が必要です。 【3】 確定した図面を元に工事の業者、仕入先への価格の確認などを行う。 【4】 各取引先からの回答を元に見積もり作成。その見積内容を建築家が確認(価格が適切かどうかをお施主様に変わって建築家が確認するため)。 これらの表からは見えないプロセスを経て、やっとお客さまのところにお見積書を提出します。 一方、一般的なハウスメーカーにはすべてが規格化された「標準の仕様」があって、それに対して建物が大きいか小さいか、どのようなオプションをつけるか、を決めるだけで見積もりを作成することが出来ます。 ハウスメーカーと建築家住宅で、見積もりが出るまでに掛かる時間がこれほどまでに違うのは、そうした背景があるからなんです。 >>【後編】へ続く
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