こんにちは上村工建の上村です。

今回も前回に引き続き、建築家・加藤智貴先生のインタビューをお届けします。

■大切なのはお客さまの要望。それをいかに汲み取るか

──先生が仕事をする上でもっとも大切にしていることはなんですか？

自分がどうしたいとか、何を大切にしたい、というよりお客さまの要望が最優先ですね。家にしても店舗にしても、その建物を建てるお金を出すのはお客さまですから。建築家はそこに肉付けけしたり、ブラッシュアップしたりするのが役割、というのが私のスタンスです。

ただ、ほとんどの人にとって、家を建てるというのは初めての体験です。お客さまは図面を見たって当然何が何だかわからないし、ご自分がやりたいことをうまく言語化できない場面も多々あります。ご家族間で要望が上手くまとまらないことなんかもありますね。

だから建築家が仕事を進める上では、聞き方、伝え方がとても大切です。

お客さまの話をしっかり聞いて、言葉にできない要望を汲み取ること。なるべく専門用語を使わず、例え話などをうまく使ってお客さまに分かる言葉で伝えること。家族間でモメないよう意見を調整すること。そのあたりのことは、大事にしています。

そのためにも、形式ばったやり取りだけでなく、どんなことでも遠慮なくざっくばらんにお話していただけたら嬉しいですね。

■次回は加藤先生から「これから家を建てる皆様へのアドバイス」！

建築家・加藤先生のインタビュー第二弾、いかがでしたか？

次回は加藤先生から「これから家を建てる皆様へのアドバイス」です。どうぞお楽しみに！

なお、弊社HPでご紹介している施工事例：桑名市「miel.」は、加藤先生が手掛けられた案件のひとつです。こちらもぜひチェックしてみてくださいませ。
http://www.uemura-kouken.com/voice/form-owner/5860.xhtml