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2020.09.22

施工事例「伊勢市のフロートハウス」

家づくりについて

こんにちは! 上村工建の上村です。

今回は弊社の施工事例「伊勢市のフロートハウス」をご紹介します。

この「フロートハウス」は、前回までの建築家インタビューにご登場いただいていた、高瀬元秀先生が設計を手掛けてくださった案件です。

■水害に負けない「フロートハウス」

「フロートハウス」というのは「浮いている家」という意味です。イメージは、「波止場に係留している白い船」。

「ボートハウスという名にしても良いかな、と考えたこともありましたが、やっぱりフロートハウスのほうが、カッコイイでしょ」というのは、この家の設計を手がけた建築家・高瀬先生の談です(笑)

なぜ「浮いている家」なのかというと、この土地が水害にあったことがあるエリアだったから。実際、工事中にも敷地内に水が入ってきたことがありました。

つまりここは、予め水が入ってくることを見越して家を上に持ち上げた設計になっているのです。

敷地そのものを底上げするという方法もひとつの選択肢ではありましたが、それだと玄関までのアプローチを作るために、駐車スペースを削る必要が出てきてしまいます。よって、家だけを上に上げるという方法を選択しました。(ご実家が近所にあるため、いざというときには車はそちらに避難させることが可能です)

■周囲の喧騒から距離を取るための2階リビング

2階にリビングを配置した、というのもこの家の特徴のひとつです。

こちらは日中の交通量が多く、すぐ隣には3階建ての建物が建っているという立地でした。

そこで、日当たりの確保や、喧騒から距離を取るために、リビングを2階に配置。リビングから続くバルコニーも広めに作り、開放感のある空間に仕上げました。

結果、家族が最も長い時間を過ごすリビングを、明るく居心地の良いスペースに仕上げることに成功しました。

■土地の特性に合わせた完全オーダーメイドの設計

今回ご紹介した施工事例「伊勢市のフロートハウス」、いかがでしたか?

形が決まりきったモデルハウスが、全ての土地にマッチするとは限りません。

今回ご紹介した施工事例は、土地の特性に合わせて完全にオーダーメイドで設計してくれる建築家との家づくりが、いかに安心できて素晴らしいかが、よく分かる事例ですね。

今回も最後までお付き合い頂き、どうもありがとうございました。

「伊勢市のフロートハウス」は弊社ホームページWORKSからもご覧頂けます。よろしければこちらもチェックしてみてくださいね!
https://www.uemura-kouken.com/works/p621/

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