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2020.08.11

建築家インタビュー2「向井一規先生」2

建築家インタビュー

こんにちは! 上村工建の上村です。

今回は建築家インタビュー・向井一規先生編の第2弾をお届けしたいと思います。

今回のインタビューでは、向井先生のお客さまとの関わり方について詳しくお聞きしました。

 

■家はお客さまと建築家が共に作っていくもの

───建築家の先生には、家づくりにおいてこだわりなどがあると思いますが、もしお客さまがやりたいと言っても、先生の方で「ダメ」と言われることなどもあるのですか?

お客さまがやりたいと仰ることにダメということは基本的にありません。「建築家=独自のこだわりがある作家的な人」と思っている人もいますが、私の場合はそんなことは全然ないですよ。庶民的な人間です(笑)

基本的に、家づくりは「お客さまと建築家のコラボ」だと考えています。

「自分が持つスキル全てで、お客さまの望みをどうにかして叶えたい」「予算の中で最大限何ができるか」ということを常に考えています。予算的に無理なことや、それをすることで何か別の物理的な問題が起こってしまうような場合は、きちんと別案をご提案しますが。

 

───お客さまとの関わりの中で印象的だった出来事は?

あるお客さまのお子さんが、非常にのびのび育ったとても良い子なのですが、

「この子はこの家で育ったから、こういう子になれた」

と言って頂いた時は嬉しかったですね。

実際は家云々よりも、ご両親の育て方が良かったんだろうと私は思っていますが、とにかく居心地が良いということで、お子さんのお友達がたくさん集まってくるらしいです。

今は新型コロナウイルスの影響で、なかなか子供同士がお互いの家を行き来することが難しいですが、こういう状況になる前は、毎日子どもさんのお友達の自転車がたくさん家の前に止まっていたそうです。

5年10年経って、「やっぱり向井さんに建ててもらって良かった」と言っていただけることもよくあって、ありがたい限りです。

 

■上村工建から見た向井先生

次に家を建てる予定のお客さまが、向井先生が設計を手掛けられた家を見学に行かれたことがありました。そのとき、そこに住む方がお客さまに手紙を渡されたんです。

手紙の内容は、「向井先生に設計してもらった家に住んで、人生観が変わった。おかげで自分は今、幸せです」というものでした。

そういう唯一無二の魅力をお持ちなのが、向井先生です。

 

■次回も向井先生のインタビューは続きます!お楽しみに!

建築家・向井一規先生のインタビュー第2弾、いかがでしたか?次回は、向井先生から「これから家を建てようと思っている方々へのアドバイス」です。どうぞお楽しみに。

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