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2020.05.05

建築家との家づくり(前編)

家づくりについて

こんにちは! 上村工建の上村です。

みなさまは「注文住宅」と聞いたら、どんな家づくりを想像されますか?

間取りを自由に決められる、好きな家を建てられる、そう思っておられる方も多いのではないでしょうか?

でも実は同じ「注文住宅」でも、一般的なハウスメーカーとの家づくりと、建築家との家づくりは全く違うものなんです。

そこで今回は、建築家との家づくりとはどういったものなのかについて、詳しくご紹介したいと思います。

 

表現力はなくてもOK! 必要なのは想像力! それが建築家との家づくり

建築家との家づくりを選ぶのは、「既存のものでなく、他とはちがう自分だけの家を建てたい」という方々です。中には「家づくりへのこだわりに大手ハウスメーカーが対応しきれず、断られた。それで初めて建築家との家づくりという選択肢に着目した」という方もおられます。

一般的なハウスメーカーの注文住宅は、間取りを自由に決められると謳っていても、実際はLDKは○㎡まで、柱のスパンは○mまで…等、規格が細かく決まっています。また、打ち合わせの回数にも制限があったりします。

一方、建築家との家づくりには決まった規格がありません。設計図もすべてそのお客さまのためだけにイチから作ります。自由度はかなり高いと言えるでしょう。その分、打ち合わせにはハウスメーカーの何倍もの時間を掛けます。お客さまが納得できる設計が出来上がるまで、妥協はしません。大手ハウスメーカーではありえないことですが、打合せから家の完成まで6年かかった、8年かかった、というお客さまも、弊社では珍しくありません。

打ち合わせをするにあたって、特別な専門知識や、希望を実現するための具体的な解決策をお客さまが持っていなくても、それは大丈夫です。言語化するのが難しい希望を汲み取って形にしたり、解決策を捻り出したりするのは建築家の仕事ですから。

建築家との家づくりをするお客さまに必要なのは「こんな家に住みたい」「こんな暮らしがしたい」という想像力です。

なお、余談ではありますが、ハウスメーカーと建築家では設計図の数も全く違います。ハウスメーカーは決まった規格があるので、設計図はせいぜい数枚。建築家はイチから全部作るので、設計図だけで50枚以上になることがザラにあります。

これだけでも建築家との家づくりは、自由度の高さが桁違いであることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

次回は中編をお届けします!

建築家との家づくり(前編)、いかがでしたか? 次回は中編「そもそも建築家って何をしてくれる人なの?」をお届けします。図面を引くだけが建築家じゃないんですよ~。

どうぞお楽しみに^^

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