Vol.107_ 津市

そのべ接骨院

MESSAGE FROM 加藤智貴(建築家)

経営されている接骨院の業務拡大と、お施主さま夫婦の新しい生活の場を満たす医院併用住宅の設計となります。


計画予定地は閑静な住宅街で、不特定多数の人々を大きな看板をあげて呼び込むような環境ではありませんでした。
また医院の経営理念は実直で、先生自身もやさしい人柄でしたので、建物自体が癒しの看板となり、人があつまるようなデザインを提案させて頂きました。


1階部分の医院は、先生が院内全体を見渡せてる広い空間の中に構造体も兼ねた木格子のスクリーンを配置し、互々の治療があいまいに仕切られているような空間としました。


2階の住宅部分は、中心にコートを配置し、開口部を内側に向けることでプライベートを確保し、住宅の要素を消し、ファサード全面に医院のイメージをだすデザインとしました。


間接照明に照らされた壁が周辺環境にとけこむように、地域に根付き、長年に渡り地元の人々に愛される接骨院になることでしょう。


先生と奥様には、住宅と医院の併用という複雑なプログラムの計画で問題も多々あったと思いますが、最後まで真摯に向き合って頂き、完成まで至ったことに感謝いたします。

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