Vol.105_ 四日市市

尾平の家

MESSAGE FROM 山田直貢(建築家)

四日市市内の尾平町、住宅街に計画された2世帯住宅です。
計画地は約80坪。角地で正方形に近い敷地の形状でしたので、
建物の向きや配置計画も様々なパターンが検討されました。


初案のプランは、東西に長い建物のご提案でした。
玄関や水回りも完全分離の2世帯プラン。お互いのプライバシーを確保しながら、
2階部分ではスキップフロアやロフトを設けた変化のある住空間をご提案しました。


建物の向きも模型を用いて比較をご提案しました。
プラン毎に採光や眺望に変化も生まれますが、プライバシーの面での
メリット・デメリットもそれぞれ異なります。
複数の案をご確認いただきどのプランがこの敷地に最も適しているかを検討していくプロセスです。


そして採用されたのは東西に長いプラン。
スキップフロアやロフトにも初案の面影があります。
2階部分は個室にこだわらない間取りなのでLDKとプライベートなスペースが連続する空間です。
床の段差によって場所が区切られている、家族のつながりを生む場所になりました。


丘の上の静かな街並みに、新たな住まいが生まれました。
2世帯のご家族の、それぞれの新たな生活のなかでこの建物が豊かな時間をつくり出す器になることをお祈りいたします。

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