Vol.103_ 津市

津興の家 邸

MESSAGE FROM 津市「津興の家」邸のオーナー様

絵を書き始めて35年、いつの間にか作品が増え、少しでも絵を眺めていられたら、少しでも多くの方に絵を見ていただける機会があったら・・・と思うようになりました、長年、自由気ままに絵を描ける環境を夢に抱いていたこともあって、思い切って「マイギャラリー&アトリエ」を作ってしまおうということになりました。もちろん、35年間、洋裁を続けてきた妻のための作業部屋も作ろうと。


長年の夢だけあって、想いは膨らむばかりでした。
「あの建物はなんだろう?」と通りを歩く人達が立ち止まってくれるような外観。
「限られた空間を少しでも広く感じられて、絵に囲まれながら、よりゆっくりとした心地よい時間を過ごしたい」という漠然とした想い。
「どんな風にしたら、絵が生き生きと見えるだろう」「2階があれば、花火が見えるね」「お洒落な雰囲気がいい(娘夫婦より)」などなど。
それとともに、「ギャラリーがある家のモデルがないので、イメージがわかない」「どんな外観や色にしたら、個性的な家になるだろうか」「限られた予算の中で、どれだけやりたいことができるだろうか」など、不安な気持ちでいっぱいでした。


そんな時、柳田さんから、ギャラリー併設の家に興味をもってくださった先生がいると教えていただき、ぜひお会いしたいと思いました。山田先生と初めてお会いした時、嬉しく感じたことは、今でも鮮明に覚えています。
山田先生や柳田さんは、私達のたくさんの願いや不安を丁寧に聞いてくださり、私達が納得いくまで、度々、素敵なプランを提案してくださいました。


外壁の色のニュアンス。
通りからギャラリーの様子が少し伺える下に付いた大きな窓。
絵に出迎えられる玄関。
白を基調とした壁に囲まれたシンプルなギャラリー。
流れる音楽に耳を傾けながら、淹れたてのコーヒーを片手に、時間を忘れて眺めていられる絵の飾られた空間。
油絵の具の匂いや描きかけの道具が散財するアトリエ。
妻が洋服作りと向き合える部屋。
ゲストルームにとこだわった和室。
花火が見える小さなベランダ。
私達の想いが一つ一つ形になっていく姿をみているのは、本当に夢のようでした。


ギャラリーが出来て早半年。
来てくださった方々は、「素晴らしいねぇ」「小さな美術館だねぇ」「羨ましいなぁ」と嬉しくなるような言葉をかけてくださいます。
今は、ゆっくりと流れる時間の中で、自由気ままに過ごせる時を十分に楽しんでいる毎日です。近々、今までのなかなか取り組めなかった大作にも挑みたいと考えています。
これからも、穏やかな時間の中で、絵に囲まれた毎日に幸せを感じていきたいと思います。
最後に、山田先生を始め柳田さんや川喜田さん、関わっていただいた全ての方々のおかげで、趣味のための自分達ができる限りの贅沢を尽くすことができ、本当に感謝しております。どうも有難うございました。

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