ASJ松阪・四日市スタジオ
会社概要 | リンク | サイトマップ | お問合せ
トップページへ ASJについて イベント・アカデミー情報 竣工物件紹介 VOICE
 
TOP
 
今月のコメント
Vol.22は、三重県津市安濃「深い軒の家」邸を設計した、建築家:山下和哉先生からのメッセージをご紹介します。
 
 

初めてオーナーとお会いしたのは、津会場で行われた建築展でした。

その時の印象は初対面のような堅苦しいものではなく、
以前から知り合いでもあるかのような親近感がありました。
これはオーナーご夫婦のおおらかなお人柄で、私自身もその雰囲気につつまれ、
とても気さくにお話することが出来ました。

 
 

その設計打ち合わせもスムーズに進められ、ライフスタイルのことや、さまざまな趣味趣向など、お互いに思いの事を話し合ったように記憶しています。そしてその中で、軒庇がほしいことと、薄暗くて大きすぎない室内をご要望されました。この薄暗くて大きすぎない室内が良いと思う方には凡人は少なく、空間性豊かな方とお見受けました。そして設計が具体的に始まり、建物のかたちが出来上がって行きました。

 
 

この家は、南北に伸びる平屋の屋根に、コンクリート打ち放しの塀から伸びる大きな屋根が、覆いかぶさる構成になっています。建物を見る人に対して、美しい屋根の印象のみを与えたいと思いました。そしてその庇が生み出す軒下空間や、室内への機能的、情緒的な効果を期待しました。

 
 

このようにして「深い軒の家」は誕生し、オーナーも私もとても満足しています。
人の人生で、家は3回目に納得のできる家が建てられるといいます。
しかしこの家のオーナー夫妻は2回目にしてその家を手に入れたことになります。
そしてこの家を長く住み続けることにより、建物とそこで営まれる生活は、
愛され熟され味わいを深めて行くことでしょう。

   
建築家:石丸信明
建築家:山下 和哉

1963年三重県生まれ。
2002年[株]建築デザイン研究所共同設立。
   
 
前のページへ
 
このサイトの全画像、全文章の著作権は<株式会社 上村工建>に属しております。無断使用、転載、画像リンクは禁止します。
ASJ建築家ネットワーク 松阪・四日市スタジオ = 株式会社 上村工建 Copyright (c) 2006-2008 UEMURA KOUKEN Co.,Ltd